秋の澄んだ空気が心地よい朝。
この日は、前橋の産泰神社で三歳の七五三撮影を行いました。
朝9時に神社の駐車場へ集合したご家族を迎えると、
まだ参拝客も少なく、境内はまるで貸切のような静けさ。
清々しい朝の光に包まれて、撮影には絶好のコンディションでした。

この日の主役は三歳の女の子。
そして、五歳のお姉ちゃんも一緒に、
姉妹そろって仲良く撮影です。
駐車場に着くと、ママが丁寧にリップと口紅を塗ってくれて、
二人ともすっかりお姉さん気分。
カメラを向けると、三歳さんも最初からノリノリで、
「はい、チーズ！」の声に合わせてにっこり笑顔。
朝の光にきらめく着物姿がとても愛らしく、
シャッターを切るたびにご家族の笑顔も広がっていきました。

ご祈祷の時間になると、
緊張していた三歳さんも少しずつお疲れモードに。
草履を脱ぎ捨てて寝転んでしまう姿も、
まさに三歳らしい無邪気さ。
そんな様子をお姉ちゃんはやさしく見守り、
ママとパパも「可愛いね」と笑顔で寄り添っていました。
ロケーションフォトでは、
こうした自然な表情や家族の温かいやり取りが残せるのも魅力のひとつです。

撮影の合間には、
ママから三歳さんにグミのプレゼント。
「はい、充電完了！」とばかりに元気を取り戻して、
再び笑顔でカメラの前へ。
本殿前での家族写真では、
今年惜しくも亡くなったおじいさまの遺影を手にして撮影しました。
おじいちゃんも天国から、
笑顔いっぱいのご家族を優しく見守っていたことでしょう。

撮影の途中では、
境内の木々の下でどんぐりを拾ったり、おみくじを引いたりと、
子どもたちも楽しそう。
三歳さんの「見て見て！」という声と、
お姉ちゃんの得意げな表情がとても印象的でした。
こうした自然なひとときが、
七五三の特別な思い出として心に残ります。

そして、ラストはお父さんの「高い高い！」。
ふわっと宙に舞う三歳さんの笑顔が、
秋の空に輝いていました。
続く「千歳飴タイム」では、
姉妹で並んで飴を持ちながら笑顔を見せてくれて、
まるで絵本の1ページのような光景。
撮影を終えるころには、
家族みんなが「楽しかったね」と口をそろえるほど、
温かい時間が流れていました。

ロケーションブリーズでは、
前橋・産泰神社をはじめ、群馬県内各地での七五三出張撮影を行っています。
お子さまの自然な笑顔、ご家族の絆を大切にした写真を、
光や季節を感じるロケーションで残すことができます。
スタジオ撮影では撮れない、
外ならではの柔らかな表情をおさめたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。