10歳。
それは、子どもから少しずつ大人へと歩み始める節目の年。
近年では「ハーフ成人式」として、この10歳という年齢を特別にお祝いするご家庭も増えています。
今回ロケーションブリーズでは、そんな10歳の記念を袴姿で美しく残す撮影を行いました。

主役は、とても凛とした表情が印象的な女の子。
撮影場所に選ばれたのは、彼女にとって大切な思い出がたくさん詰まった――親戚の叔父様のご自宅でした。
最愛の叔母様を見送った後、この家には彼女と叔母様が過ごした数えきれないほどの記憶が残っています。
撮影の前に、まずはお仏壇の前で静かに手を合わせ、ご挨拶。
その姿には、10歳とは思えないほどの落ち着きと、優しい気持ちがにじんでいました。

撮影の準備が始まると、プロの美容スタッフがアイラインやリップを丁寧に施します。
少し照れくさそうに微笑む彼女の表情は、まるで小さなレディ。
7歳の七五三撮影のときのあどけなさが、今では芯のあるしなやかさに変わり、成長の美しさを感じずにはいられません。
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https://locationbreeze.com/blog/コスモス畑で七五三/

「叔母さんの家で撮影したい」――そう彼女が希望した理由は、きっと思い出を一緒に写したかったから。
玄関で記念撮影した場所、身長を測った柱の壁、そして叔母様がいつもお茶をいれてくれたリビングやバルコニー。
そのひとつひとつの場所が、写真の中で優しく輝いていました。

撮影はご自宅だけでなく、思い出の公園にも足を延ばしました。
小さいころから何度も遊んだブランコ、滑り台、そして竹とんぼ。
番傘を手に元気いっぱいに踊る姿は、まるで舞台の主役のよう。
「ここで遊んでいるとき、叔母さんが写真を撮ってくれたよね」――
そんな会話を交わしながら、笑顔と涙が交錯する撮影時間でした。

大切な人と過ごした場所で、成長を形に残す。
それは「記念写真」という枠を超えた、心に刻まれる体験です。
10歳の「ととせ」は、子どもの無邪気さと大人への一歩が同居する特別な瞬間。
その表情や仕草の一つひとつに、これからの未来への希望が溢れていました。

撮影を終えた彼女は、最後にカメラに向かって満面の笑みを見せてくれました。
その笑顔の中には、叔母様への想いと、これまでの成長、そしてこれからの夢がつまっています。

次にお会いできるのは、小学校の卒業式。
ランドセルを手に、中学校の制服へと歩みを進める彼女の姿を、またこのレンズで見届けられる日が待ち遠しいです。

ロケーションブリーズでは、お子さまの成長を節目ごとに心を込めて撮影いたします。
七五三、10歳記念（ハーフ成人式）、卒業・入学記念など――
それぞれの人生の「今」を、その人らしい場所で、美しく残しませんか？

思い出とともに生きる写真を。
ロケーションブリーズが、その一瞬を未来へとつなぎます。

📸 ロケーションブリーズ
七五三・ハーフ成人式・卒業記念・ロケーション撮影
「想い出の場所で残す、あなただけのストーリー」