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産泰神社で迎える、7歳七五三と赤ちゃんの初宮参り

27 Oct 2025

――3姉妹と末っ子の、しあわせな記念日――

朝からしとしとと雨が降っていた日曜日。
この日は、
3姉妹の末っ子である7歳さんの七五三参りと、
4人目となる男の子の赤ちゃんの初宮参り。
ご家族にとって特別な節目の一日を、
産泰神社でご一緒させていただきました。

最初は少し心配されたお天気も、
神社に着くころには雨がやみ、
傘を閉じての撮影ができました。

雨あがりの境内は、
木々の緑がいっそう濃く、
石畳には柔らかな光が映り込んで、
まるで祝福してくれているかのよう。

しっとりとした空気の中に、
家族の笑顔があふれていました。

ご祈祷では、7歳さんが背筋をピンと伸ばし、
少し緊張した面持ちで神主さんの言葉を聞いていました。

その隣には、産着と祝い着に包まれた弟くん。
お宮参りの赤ちゃんは
ずっとすやすやと眠っていて、まるで天使のようでした。

神事が終わると、境内に響いたのは7歳さんの元気な声。

「やーっ!」と掛け声を上げて碁盤の儀に挑戦です。

大きくジャンプしたその瞬間、
まわりから拍手と笑い声がこぼれました。

雨上がりの石畳に、
優しいピンク色の着物の裾がふわりと舞い上がり、
とても印象的なシーンでした。

産泰神社のフォトスポットでは、ご家族みんなが自然な笑顔。
お姉ちゃんたちが「こっちだよ!」と声をかけながら、
妹さんを囲んでポーズをとる姿がとても微笑ましかったです。
家族全員そろっての記念写真も、スムーズに撮影が進みました。

そして、赤ちゃんの弟くん。
ずっと寝ていたのですが、
7歳さんが「抱っこしたい!」と言って腕を伸ばした瞬間、
タイミングよくぱっちりと目を開けてくれました。

その小さな奇跡に、家族全員が「わあ、起きた!」と笑顔に。

最後は7歳さんからのご褒美の“チュー”。

そっとほっぺにキスをしてあげる姿に、
見ているこちらまで心が温かくなりました。

この日、
7歳さんが一番楽しみにしていたのは「風鈴おみくじ」。

おみくじを結ぶ場所では、パパの腕の中で高い高い。

片手に持った風鈴が“ちりん”と音を鳴らし、
澄んだ音が境内に響きます。

その音色は、この家族の笑顔をそっと包み込むようでした。

雨上がりの空の下、柔らかな光に包まれたご家族の時間。

七五三とお宮参りを同時に迎えたこの日が、
きっとお子さんたちにとっても、
ご両親にとっても忘れられない思い出になることでしょう。

7歳さんの晴れ姿、
そして小さな弟くんの誕生を祝うこの瞬間に立ち会えたこと、
心から感謝いたします。

ご家族のあたたかさと、神社の静けさが響きあう一日。
笑顔と小さな鈴の音が、
いつまでも心に残る撮影となりました。

――ロケーションブリーズ