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前橋臨江閣で迎えた、兄弟の七五三 「元気いっぱいのふたりと過ごした特別な一日」

24 Oct 2025

秋のやわらかな陽射しが
差し込む前橋臨江閣

歴史ある木造建築と
少しづつ紅葉が色づき始めた庭園が
美しく調和するこの場所で、
5歳と3歳の兄弟の
七五三撮影をさせていただきました。

朝からにぎやかな控室。
お兄ちゃんは5歳、
弟くんは3歳。

ふたりとも、ちょっぴり緊張しながらも
目がきらきら輝いていました。

おばあちゃんが
心を込めて縫ってくれた足袋を
大事そうに履く姿に、
家族のあたたかな絆を感じます。

「おばあちゃんが作ってくれたんだよ!」と
誇らしげに話すお兄ちゃん。

その姿がとても微笑ましく、
撮影前から私まで笑顔にしてくれました。

まずはお兄ちゃんからお着替えスタート。

羽織袴に袖を通す姿は、
もうすっかり立派な男の子。

そんなお兄ちゃんの様子を、
弟くんがスマホを片手に真剣な表情で撮影。
まるで小さなカメラマンのようです。
「ぼくが撮る!」と張り切る姿に、
ご家族みんなの笑顔が広がりました。

次は
いよいよ弟くんの番。
ところが——「着物イヤ!」「もう脱ぎたい!」と大騒ぎ💦

小さな体いっぱいに気持ちを表す弟くん。
お母さんもお父さんも少し困った表情です。

そこで、お父さんがスマホでYouTubeを見せてあげると、
少しずつ落ち着いてきました。
好きな動画を見ながら、なんとかお着替え完了。

「よし、頑張ったね!」と声をかけると、照れくさそうに笑う弟くん。
そんな瞬間がとても愛おしく感じました。

お着替えが終わると、家族撮影スタート。

臨江閣の庭園に出ると、
ふたりのテンションは一気に上昇!
刀を手にした瞬間、
兄弟の目がキラリと光ります。

「せいっ!」「うりゃー!」と元気いっぱいに構えるふたり。

その姿に、お母さんは「怪我だけはしないでね〜!」とハラハラ。

けれど、そんな自由で
のびのびとした笑顔こそが、この日の一番の宝物。

シャッターを切るたび、
兄弟の生き生きとした表情が写し出されていきました。

撮影を頑張ったご褒美に、千歳飴タイム。
甘い飴を手にした瞬間、ふたりの表情がぱっと明るくなります。
「ぼく、これ全部食べていいの?」と弟くん。
「ちょっとだけだよ〜」とお母さんの優しい声。
そんな何気ないやりとりにも、家族のあたたかさがにじみ出ていました。

少し休憩したら、今度はダンス大会の始まり!
お父さんが音楽が流すと、兄弟で息の合ったダンスを披露してくれました。

そして「変身!」と声を合わせて仮面ライダーごっこ。

さらに「もう一回刀で遊ぶ!」と、
元気いっぱいに前橋公園へ駆け出していくふたり。

その後ろ姿には、
今日一日の成長と兄弟の絆がしっかりと刻まれているようでした。

着物を着るのを嫌がっていた弟くんも、
撮影の終わりには満面の笑顔。

お兄ちゃんも、少し照れながら
弟を見守る優しい表情を見せてくれました。

笑って泣いて、遊んで、また笑って。

七五三という節目の日に、
ご家族の「今」をたっぷり感じられる時間でした。

前橋臨江閣の穏やかな風景と、
ふたりの笑顔があふれるこの撮影。

きっとご家族にとっても、
大切な思い出の一日になったことと思います。

これからも健やかに、
元気に成長していくおふたりを心から応援しています。

ロケーションブリーズ